【データ】オンラインツアーの参加動向に関する調査


 LifeTimeTechLaboは15日、「オンラインツアーの参加動向に関する調査」の結果を発表した。

「ポジメモ」などのアプリサービスの他、旅行業界の企業のデジタル・マーケティング戦略支援なども手掛けるLifeTimeTechLabo合同会社(本社:愛知県名古屋市、代表:宇佐見 洋治)では、いわゆる“第7派”只中の2022年8月、繰り返す新型コロナウィルス感染症の流行下におけるオンラインツアーのマーケット動向を把握するため、2020年7月以後(6ヶ月ごと)のオンラインツアー参加経験を聞くインターネット調査を実施いたしました。
【調査結果サマリー】
● 2020年7-12月と比較して、2022年1-6月の「オンラインツアー参加経験」割合は、1.8ポイントの上昇にとどまる。
● 同期間の比較で「6ヶ月ごとの参加回数」は、期間中に1回が、1.3ポイント上昇。一方、期間中に6回以上の割合は、変化がない。
● 「年代ごと」の参加経験は、2022年1-6月の期間において、20代の15.0%に対し、60代では0.5%のみ。世代間のギャップが顕著。
● 「性別ごと」の参加経験は、期間を通じて男性が女性を2.5~4.5ポイント上回る。ただし、直近2022年1-6月では、その差が縮まる。【調査結果詳細(抜粋)】
今回の調査では、20代から60代の男女(各年代性別ごと100人の)計1,000人を対象として、2020年7月~2022年6月の間にオンラインツアーへ参加した経験(有無・回数)を聞く質問を行った。

その回答として、1回以上参加したことがあるとの回答は、2020年7-12月の6カ月の間では「5.2%」だったのに対し、2022年1-6月では「7.0%」となり、その割合が1.8ポイント上昇した。

上記グラフからは、現状のオンラインツアーの参加経験割合が10%にも満たず、しかも、(徐々に増加傾向にあるように見受けられるものの)その増加率が、非常に緩慢なことが分かる。
この点、今後(特に、新型コロナが一定程度終息した後)に向けて、一定のマーケットが確立されうるか?については、まだまだ予断を許さない状況にあると思われる。

続いて、参加経験者の各6カ月の間ごとの参加回数を確認すると、2020年7-12月と比較して、2022年1-6月の参加回数は、1回が1.4%→2.7%と「1.3ポイント上昇」したのに対し、6回以上は、1.1%→1.1%と「変化なし」であった。

このグラフでは、全体の参加経験割合の上昇に対しては、(6カ月の間に1回程度参加する)ライトユーザーの増加が主に貢献しており、(6カ月の間に何回も参加する)ヘビーユーザーの増加は、非常に限定的と読み取れるものとなっていた。

さらに、この設問の年代別の結果を確認してみると、2022年1-6月の間に参加経験アリと回答した割合は、20代が最も高く「15.0%」、続いて30代が「11.0%」となっていた。
一方で、60代は「0.5%」、50代は「1.5%」と非常に低い値にとどまっていた。

すべての年代で、参加経験者は、まだまだ少ないものの…このグラフからは、40-50代あたりを境に、比較的ポジティブな「若年層」と、非常にネガティブな「中・高年齢層」の世代間ギャップが顕著に現れた結果となっていた。

*** 調査レポートの全文は、当社Webサイトを参照ください。***

【調査レポート全文】
https://lttl.jp/report/53/

【調査概要】
「オンラインツアーの参加動向に関する調査」
調査方法   :インターネット調査
調査期間   :2022年8月4日 – 5日
調査対象者:20代 – 60代男女 (アイブリッジ(株)「Freeasy提携パネル」利用)
有効回答数:1,000サンプル(性年代別に均等割付)
設問数      :3問


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