ジェイックは12日、「カレッジオンライン化アンケート調査」の結果を発表した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各種教育がオンライン化する中で、質の劣化を懸念する声もありますが、質の高いオンライン教育ならば、対面での提供にも決して劣らないことを感じさせる結果となりました。当社では、今後もWeb・リアル双方の提供品質を高めながら、Web・リアルの良さを組み合わせたサービス提供を追及していきます。
■参加者はWeb説明会/面談の経験はない人が大半
今回Web講座を受講する以前に、Web説明会やWeb面談の経験があるか尋ねたところ、Web説明会の経験がなかった方は94.2%、Web面談の経験がなかった方は85.2%でした。
受講前後で対面型/Web型の希望を、『新型コロナウイルスが発生していなかった場合』という想定で尋ねたところ、受講前は対面型希望者が65.3%だったものの、受講後には36.3%に減少しました。一方、Web型の希望者は、Web講義受講後に18.4%(約2倍)に増え、どちらでも良いと合わせた割合は63.7%となりました。このことより、Web講義を実際に受講したことで、抵抗感や不安感が大幅に減っていることがわかります。
対象:当社就職支援サービス受講生(就職カレッジ(R)、女子カレッジ(R)、セカンドカレッジ(R)、30代カレッジ)
回答者数:190名
期間:2020年4月16日-4月29日
「就職カレッジ(R)」とは、20,000名以上※の就職支援実績のある、既卒・第二新卒向けの就職支援サービスで、5~6日間の就活対策講座から集団面接会までワンストップで無料提供しています。就活対策講座は、「社会で活躍する土台作り」と「自分の軸を考えること」に主軸を置いていて、ビジネスマナー講座、プレゼンテーションの練習、自己分析、企業研究などを行います。また講座履修後には、約20社の企業と面接できる集団面接会を実施し、そこでマッチングした企業とは個別面接に進みます。面接会では、学歴や経歴関係なしに面接できる機会を得られることが特徴です。(※2005/5/1~2019/4/30の弊社主催の面接会参加人数)
当社では全国10拠点で提供する「就職カレッジ(R)」「女子カレッジ(R)」「セカンドカレッジ(R)」「30代カレッジ」「新卒カレッジ(R)」の就職支援サービスを完全Web化して提供しています。ITに不慣れな中堅中小企業に対しても、オンライン面接のインフラを提供するなど、採用活動の継続をサポートしています。求職者や採用企業からは「対面での活動ができない中で、このようにWebで支援してくれることは有難い」といった声が寄せられています。
<Web就職講座の概要>
9:30~17:00の講座となっており、事前撮影した動画を視聴する個人学習、参加者同士で気づきや学びを共有し合うグループディスカッション、講師やアドバイザーと振り返りや面談を行う1on1セッション、3つの時間で構成されています。オンライン就職講座を受講した求職者からは「講師の方や同じ受講者の顔を画面越しに見ながらワークできる
ため、問題なくコミュニケーションとれました」「映像を個人で見返すことができるため、復習がしやすかったです」といった声が寄せられています。またWeb講座の担当講師は、「質疑応答の時間や個別で会話する機会をしっかり設けることで、学習面では対面研修に比べ遜色ないと感じています。Webの使い方に戸惑う方も多いので、利用方法やルールを明確化しフォローすることが重要です。」と話しています。