【データ】キャッシュレス決済に関する意識調査 ゆこゆこ


キャッシュレス決済が利用できる宿泊施設に予約をしようと思ったか

シニアの8割が利用

 温泉宿泊予約サービスや温泉メディア事業を行うゆこゆこホールディングス(吉田周平社長、ゆこゆこ)はこのほど、旅行者のキャッシュレス利用の動向を探る「旅行におけるキャッシュレス決済に関する意識調査」を行った。調査は、全国の20代以上の男女5132人を対象に実施。60代以上の94.6%がキャッシュレス決済の手段を持ち、そのうち77.2%は宿泊施設の決済時に利用していることが明らかになった。

 調査は、昨年12月3~12日の期間中に、同社会員向けのメールマガジンを使用してアンケートを実施した。回答者は20代が0.3%、30代が1.3%、40代が7.9%、50代が23%、60代が39%、70代以上が28%、無回答が0.7%。

 クレジットカードなどのキャッシュレス決済手段の有無については、持っていると答えた人は60代以上が94.6%、40~50代が93.8%、20~30代が92.2%だった。全世代の90%以上がキャッシュレス決済手段を保有していることが分かった。

 宿泊料金を支払う際のキャッシュレスの利用については、利用していると答えた人は、60代以上が77.2%、40~50代が77.1%、20~30代が78.9%だった。シニア層がキャッシュレス決済を利用する理由について、同社は「カード会社のポイントや特典が付くこと、現金を持ち歩くのが不安、事前決済が便利という声が多かった。一方でキャッシュレス決済ができない宿があるからしていないという声も多かった」と話す。

 キャッシュレス決済が利用できる宿泊施設に予約をしようと思ったかどうかについては、思ったと答えた人は、60代以上が64.1%、40~50代が64.1%、20~30代が56.3%だった。「若年層よりシニア層の方が、宿泊料金を支払う際に利便性を気にする人が多い」と同社は分析する。

 また、同社は旅行する際の宿泊日数が1日である人が63.9%、年間で宿泊を伴う旅行を3回以上行う人が78.6%、夫婦で旅行する人が85.8%だったと発表している。

キャッシュレス決済が利用できる宿泊施設に予約をしようと思ったか

 
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