「外出する」は83%、国内宿泊旅行は22%
インターネットリサーチ事業を展開するマクロミルはこのほど、今年のゴールデンウイーク(GW)に関する調査結果を発表した。これによると、GWと前後の最大連休日数は平均5連休だった。理想の連休日数については、半数以上が9連休を理想としたが、次いで5連休を理想とした人が多かったことなどから、平均では7連休だった。
調査は3月27、28日にインターネットリサーチの方式で実施。全国の20~59歳の公務員、経営者・役員、会社員1千人の回答を集めた。回答者の属性のうち在住地域は、関東が37・6%、中部が17・3%、近畿が17・9%、九州が8・9%、東北が6・2%、中国が4・8%、北海道が4・6%、四国が2・7%。
GWのどの日に休暇を取るかについては、前半の4月29、30日に取得する人が7割を超えた。後半の5月3~7日についても6日を除いては7割超となった。このほか一般的なGWとはずらして5月13、14日に休む人が3~4割いた。また未定の人は13・9%だった。
GWの外出については、83・0%が「外出する」と答えた。外出すると答えた人のうち最も多かったのは、「日帰りレジャー」「近所のお出かけ」でいずれも39・1%。以下「国内旅行(1泊以上)」が22・0%、「帰省」が15・6%で続いた。
「外出しない」と答えた人に外出しない理由を尋ねたところ、「混雑が苦手だから」と答えた人が63・9%で、最も多かった。2位は「疲れた体を休めたいから」で48・6%、3位は「金欠で節約が必要だから」で25・7%だった。
最大9日間の休みが取れ、金銭的にも余裕があったと仮定した場合の理想の過ごし方については、最も多い46・8%の人が1泊以上の国内旅行と答えた。2位以下は「海外旅行」が31・9%、日帰りレジャーが21・5%。連休が取れたとしても外出をしないという人は11・3%だった。
GW中の予算についてたずねると、「1万円未満」と答えた人が34・1%で最も多く、以下、「1万~3万円未満」が32・3%、「3万~5万円未満」が16・6%で続いた。