大正製薬は15日、「マスクをしている際の印象や視線に関する調査」の結果を発表した。
大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原茂](以下、大正製薬)は、マスクをしている際の印象や視線に関する調査結果を発表しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、マスクの着用が当たり前になりました。マスクをしていると顔の下半分が隠れてしまうので顔全体では暗い印象になりがちですが、逆に視線が顔の上部に行きやすくなることで普段よりもさらに髪の印象、つまり「上顔(うえがお)印象」が重要になります。
■新生活様式において人の視線は顔の上半分へ
調査結果によると、マスクなしありに関わらず6割近くの人が「顔の上半分」が大切と回答していますが、マスク着用のニューノーマル時代においては、9割を超える人が「顔の上半分」が大切だと感じていることが分かりました。
また、「顔回りで相手の第一印象を決めるパーツはどこか」という質問に対して、1番は目元であり、髪、眉と続きます。多くの人が顔の上半分に視線をむけており、「上顔」が人の印象を決めるのに重要な役割を果たしていることが分かりました。
■髪への注目も集まる
コロナ禍ではオンラインによる会議や商談、オンライン飲み会など新しいコミュニケーションの方法が生まれました。オフラインでのコミュニケーションにおいては人の顔はもちろんのこと、しぐさや動き、資料やホワイトボード、プレゼン画面など多くのものにも視線が向けられていました。しかし、オンラインではパソコンの画面を見る時間が長くなり、画面に映る自分の顔に注目が集まっていると気になっている方も多いかもしれませんが、実は「オンライン環境下で、相手の顔をこれまでより見る機会が減った・変わらない」と回答した人が約7割と、多くの人が「顔」には注目していないことが分かります。
しかし一方で、「オンライン環境下で、自分や相手の髪の毛を気にするようになったか」という質問に対しては、「自分の髪の毛を気にするようになった」と回答した人は約6割、「相手の髪の毛を気にするようになった」と回答した人は約5割と、共に高い割合で「髪」に注目が集まっていることが分かりました。
■新生活様式ではスッピンでも髪は整えてお出かけ
新生活様式では、外へ出かける時「すっぴんでも髪は整える人」が「すっぴんで髪も整えない人」よりも多いことが分かりました。このことから、多くの人が髪を意識しており、見た目の印象が変わると考えていることが分かります。
■マスク姿に似合う髪を意識している人は意外と少ない
これまでの調査により、コロナ禍において髪への意識が高まっていることが分かりました。しかし、「マスクに似合う髪型・映える髪型を意識していますか?」という質問に対して、「意識している」と回答した人は2割以下という結果になりました。現状、新生活様式では、髪までは対応しきれていないということも今回の調査によって浮き彫りになりました。