メタサーチのKAYAKは12日、世界26ヶ国・2万6千人の旅行者に「旅費に関する意識調査」の結果を発表した。
世界を牽引する旅行検索エンジンであるKAYAK(カヤック)はKAYAK.co.jp (https://www.kayak.co.jp/) を利用する世界26ヶ国・26,000人以上の回答者を対象にした「旅費に関する意識調査」を行い、その結果から判明した日本人旅行者の「リアルなお財布事情」を発表しました。本調査により日本人旅行者が立てる予算額が二極化していることや、意外な旅費の節約・支出ポイントが判明しました。
■過半数が15万円未満を想定しているのに対し、旅の予算として50万円以上を想定している人も!倹約派と豪遊派の二極化が浮き彫りに
桜が散り気温が上昇してきた今、夏休みの計画を立て始める方も多いのではないでしょうか。KAYAKが行った同調査では、回答者の過半数が今年の夏休みの予算は15万円未満としたのに対し、回答者の1%は50万円以上を予算として立てていることが明らかとなりました。また、23%の回答者は「予算は5万円未満」と回答いたしました。
また、「どのように予算を立てるか」という質問に対し、5人に1人が旅行の予算自体を考慮したことがなく、さらには「旅行時にどのような点で節約をするか」という質問に対して18%が節約を検討したことが全くないと回答していることから、日本人旅行者の間でも倹約派と豪遊派で二極化していることが伺えます。
■日本人旅行者が最も節約したいコストは「宿泊費」、「食」に関しては財布の紐が緩くなる傾向
「旅行時にどのような点で節約をするか」という質問に対し、29%が「宿泊費」と回答しています。海外旅行では不可欠な航空券代や、旅行先でしか出来ないショッピングや観光等にかかる費用に関してはあまり糸目をつけず、旅費を節約する対象は宿泊費となるケースが多いことが判明しました。
一方、日本人旅行者の59%が旅行時にお金を使う要素として「食事」と回答しており、このデータは他の25カ国と比べても非常に高く、日本人にとって食事が旅の中で重要な要素であることが伺えます。また、66%の日本人が旅行時は普段よりも食事にお金をかけると回答しました。
■現代人にとって欠かせない生活必需アイテムとなったWi-Fiも、旅においてお金をかける日本人は少ないという意外な結果に
「フライト中にWi-Fiを使うために追加で予算を払いますか?」という質問に対し「いいえ」と82%が回答するなど、意外な調査結果が出ています。 “デジタル依存”が顕著な現代人にとって無くてはならないアイテムのように感じられるWi-Fiですが、取り立ててお金をかける日本人は少ないという意外な結果となりました。それに対し、インドの旅行者は過半数以上の51%が「はい」と答えるなど、よりWi-Fiへのこだわりが強いことがわかりました。
■倹約派も豪遊派も理想の旅行計画は「Explore」機能で思い通りのトラベルプランニングを
KAYAK 日本・韓国ジェネラルマネージャーである山下雅弘は今回の調査データについて以下のように述べています。
「モノ・コト消費にもその傾向が見られるように、最近では消費者のお金の使い方は高度に分化しており、旅行においてもいかに自分らしい旅の要素を見出しお金をかけるかが顕著化しています。グルメで有名な日本人旅行者が旅先での食事に予算を使っていることは、納得の結果と言えるでしょう。KAYAKのExplore機能なら、フライトの値段、デスティネーションでの温度やアクティビティの種類など、旅の重要な要素を好きにカスタマイズすることで旅行先のオプションを一目で把握することが可能です。倹約派も豪遊派も、思い通りのトラベルアイデアをExploreの機能を使ってぜひ行ってみて下さい。」
*上記のデータは、世界26ヶ国、2万6千人の旅行者を対象に、2018年1月1日から2018年3月3日までの間にKAYAKによる電子調査にて集められたデータを抽出したものです。日本人旅行者のデータに関しては、18歳から65歳の993名が回答いたしました。