観光庁が12日に発表した主要旅行業49社の今年4月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比14.5%増の4422億9344万円だった。内訳は、国内旅行が9.1%増の2321億3887万円、外国人旅行が7.4%増の282億1329万円、海外旅行が23.4%増の1819億4128万円となった。
旅行会社からの聞き取りによると、国内旅行は10連休となったゴールデンウイーク(GW)の影響で全方面とも好調。外国人旅行はイースター休暇の影響で欧米豪を中心に好調だった。
総取扱額が前年実績を超えたのは49社中24社だった。旅行分野別で見ると、国内旅行は48社中25社、外国人旅行が33社中20社、海外旅行が47社中25社で前年比増となった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比13.5%増の1136億2765万円だった。内訳は、国内旅行が11.2%増の806億641万円、外国人旅行が12.9%減の7億4128万円、海外旅行が20.6%増の322億7997万円となった。
募集型企画旅行の取扱人数は3.5%増の283万3924人。このうち国内旅行は3.5%増の263万8402人、外国人旅行は0.4%減の6万2630人、海外旅行は5.1%増の13万2892人だった。