総取扱額は3%減 外国人旅行25%増
鉄道旅客協会が昨年12月26日に発表した主要旅行業11社の昨年11月の旅行取扱額は、前年比%2.9%減の3233億7633万円だった。内訳は、国内旅行が4.2%減の2012億4128万円、海外旅行が4.5%減の995億6022万円、外国人旅行が25.0%増の210億4288万円、その他が11.4%減の15億3195万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、名鉄観光サービスのみだった。分野別で見ると、国内旅行は、名鉄観光サービス、日通旅行、阪急交通社の3社が前年比増。海外旅行は1社、外国人旅行は8社が前年実績を超えた。
4月からの累計を見ると、退会した京王観光を含む12社の総取扱額は前年同期比0.5%増の2兆4431億5008万円だった。前年同期実績を上回ったのは、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社の5社。
内訳は、国内旅行が0.9%減の1兆4591億7665万円、海外旅行が0.2%減の8189億7033万円、外国人旅行が22.3%増の1529億2640万円、その他が1.2%増の120億7670万円。分野別では国内旅行が日本旅行、名鉄観光サービス、阪急交通社の3社、海外旅行が5社、外国人旅行が7社で前年比増。