鉄道旅客協会が6月26日に発表した主要旅行業11社の5月の旅行取扱額は、前年比2.9%増の3061億9570万円だった。内訳は、国内旅行が2.2%増の1896億1883万円、海外旅行が0.4%増の947億7190万円、外国人旅行が24.6%増の205億2360万円、その他が13.8%増の12億8136万円となった。
総取扱額が前年を上回ったのは、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社、の5社。分野別で見ると、国内旅行は4社が前年比増。海外旅行は3社、外国人旅行は7社が前年実績を超えた。
4月からの累計を見ると、12社(4月19日付退会の京王観光を含む)の総取扱額は前年同期比7.6%増の5983億4455万円だった。前年同期実績を上回ったのは、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社の5社。
内訳は、国内旅行が5.3%増の3612億8006万円、海外旅行が10.3%増の1915億5091万円、外国人旅行が15.6%増の424億3465万円、その他が7.4%増の30億7893万円となった。分野別では国内旅行が5社、海外旅行が6社、外国人旅行が9社で前年を上回っている。