総取扱額は0.1%減
国内旅行2.5%の減少
鉄道旅客協会が10月30日に発表した主要旅行業12社の今年9月の旅行取扱額は、前年同月比0・1%減の3045億6907万円だった。内訳は、国内旅行が2・5%減の1847億5126万円、海外旅行が3・3%増の1044億2652万円、外国人旅行が8・6%増の134億8302万円、その他が1・7%増の19億827万円となっている。
総取扱額が前年を上回ったのは、KNT―CTホールディングス、京王観光、読売旅行の3社を除く9社。このうち国内旅行は東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、農協観光、西鉄旅行の4社が前年実績を超えた。海外旅行は9社、外国人旅行は10社が前年を上回った。
今年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比1・8%増の1兆7951億4570万円。各社の状況を見ると京王観光、農協観光、読売旅行を除く9社が前年同期を上回った。
分野別で見ると、国内旅行は0・1%増の1兆1187億8591万円、海外旅行が4・7%増の5828億9425万円、外国人旅行が5・8%増の824億2902万円、その他が2・4%増の110億3652万円。前年同期実績を超えたのは、国内旅行は6社、海外旅行は11社、外国人旅行は9社だった。