総取扱額は1%増、国内旅行は2%減に
鉄道旅客協会が7月30日に発表した主要旅行業12社の今年6月の旅行取扱額は、前年同月比1.4%増の2916億6884万円だった。内訳は、国内旅行が2.3%減の1721億5024万円、海外旅行が5.4%増の1043億5968万円、外国人旅行が25.7%増の134億7498万円、その他が6.8%減の16億8394万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、読売旅行、西鉄旅行、阪急交通社の7社。分野別で見ると、国内旅行は名鉄観光サービス、西鉄旅行、日通旅行、阪急交通社の4社が前年比増となった。海外旅行は10社、外国人旅行は11社が前年超えした。
4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比2.0%増の8510億6162万円だった。各社の状況を見るとJTB、日本旅行、東武トップツアーズ、西鉄旅行、阪急交通社の5社が前年同期を上回った。
内訳は、国内旅行が1.8%減の5178億4449万円、海外旅行が8.8%増の2782億3185万円、外国人旅行が9.7%増の501億9761万円、その他が14.7%減の47億8767万円。国内旅行が4社、海外旅行が10社、外国人旅行が7社、その他が8社中3社で前年超え。