口コミコムは13日、全国47都道府県・合計400店舗のガソリンスタンドの口コミ調査の結果を発表した。
口コミサイトを”もっと”売上に変える『口コミコム』を運営する株式会社mov(代表取締役:渡邊 誠、本社:東京都渋谷区、以下mov)は、『口コミコム』独自のAI分析機能を用い、日本全国47都道府県のガソリンスタンド合計400店舗に寄せられた37,000件を超える口コミを分析してレポートを作成しました。
口コミは「消費者の購買行動にもっとも影響を与える要素」のひとつであり、Webマーケティングにおいても無視できないものになっています。しかし、現場では個別の記載ひとつひとつに目を通し一喜一憂している担当者も多いのが現状です。
そこで、口コミコムでは #週刊MEOレポート として、「口コミの増やし方がイマイチ分からないし、口コミの活用方法も分からない…」と悩んでいる担当者の方向けに、口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」や、人気店の「商売繁盛の秘訣」を分析してご提案します。
今回は、日本全国47都道府県のガソリンスタンド大手4ブランド400店舗(各ブランド100店舗)に寄せられた合計37,000件超の口コミを分析しています。「ブランド間で評価に差が現れるのか」を口コミから徹底調査しました。
今回の調査対象
今回は、日本を10のエリア(北海道・東北・関東・甲信越・東海・北陸・近畿・中国・四国・九州沖縄)に分類して、各エリアで4ブランド毎に10店舗合計400店舗のガソリンスタンドを対象に総数37,000件超の口コミを分析しました。
全国のガソリンスタンド4ブランドの口コミを分析
ブランド別新規口コミ投稿件数を見てみると、2018年以降一番口コミが投稿されているのはENEOSです。しかし、2019年に出光興産と昭和シェルが経営統合(→新ブランドapollostationに)したことにより、2019年以降は最も口コミされているのはapollostationと言えます。
各ブランド別の口コミ投稿件数の分布
口コミ件数をブランド別にヒストグラムに整理。ガソリンスタンドが扱う石油はコモディティであるため、口コミ数が少ない店舗が多い。しかし、一部店舗については口コミが多く寄せられています。その差別化できている理由を口コミから見ていきます。
ブランド全体の上位店舗の口コミ分析
ブランド全体で2021年度の新規口コミ投稿数上位20%の店舗に絞り、詳細を調査しました。口コミが多い店舗ほど、「敷地」「スペース」についてポジティブな口コミが投稿される傾向があります。
これらのキーワードをより詳細に、ブランド別のポジティブ/ネガティブを見ることで、どのブランドのどこが競争力が高いのか?を口コミから確認することができます。