スペースキーは4日、「冬キャンプに関する調査」の結果を発表した。
※冬キャンプ:12月~2月に行うキャンプを指しています
【調査概要】
調査対象:キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」会員のうち、一都三県にお住まいの方(居住地別セグメント配信したメールマガジンにて依頼)
サンプル:1,959人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年10月4日(日)~10月9日(金)
【調査結果サマリー】
- キャンパーの4人に1人が毎年冬キャンプを実施。約半数が今後の冬キャンプに意欲的
- 冬キャンプをする人のうち、約4割が月1回以上のペースでキャンプを実施
- 冬キャンプのメリットは、夏のような「虫」「混雑」の問題がないこと。「焚き火やストーブ」「鍋や温かい料理」で暖を取ることが醍醐味
- 冬キャンプのハードルとなるのは、冬用のギアの購入・準備といった「道具面」、寒さ対策・適したキャンプ場がわからない等「情報面」という大きく2つに分けられる
【調査結果】
1.冬キャンプの実施率
キャンパーの4人に1人が毎年冬キャンプを実施。約半数が今後の冬キャンプに意欲的
「毎年冬キャンプに行っている」と回答したのは26.9%と、キャンパーの4人に1人が冬にもキャンプを行っていることがわかりました。その実施率は、キャンプ頻度に比例しています。
また、「行った事はないが行きたいと思っている」と回答したのは51.4%と、キャンパーの約半数が今後の冬キャンプに対して意欲的であることがわかりました。
2.冬キャンプの実態
ファミリーでのキャンプがメイン。約4割が月1回以上のペースでキャンプを行い、今後の継続意向も非常に高い
キャンプ形態
「毎年冬キャンプに行っている」と回答した人に対し、最も頻度高く冬キャンプをするメンバーを聞いたところ、最も多かったのが「ファミリー」の55.6%でした。
実施回数
また、昨年の冬シーズン(2019年12月~2020年2月)のキャンプ実施回数を聞いたところ、「3回以上」と回答した人が43.8%と、冬でも月1回以上のペースでキャンプを行っていることがわかりました。
継続意向
今後の冬キャンプの継続についても、「あり」が99.6%と、非常に高い継続意向が見られました。
3.冬キャンプの魅力
「虫がいない」「空いている/人が少ない」など、夏にはないメリットを実感。「焚き火やストーブ」「鍋や温かい料理」で暖を取るのが冬キャンプの醍醐味
冬キャンプの実施理由
冬キャンプをする理由を聞いたところ、「虫がいない」「空いている」といった、夏にマイナスとなる要因がないことへの声が多く挙がりました。
冬キャンプの楽しみ/やってみたいこと
「毎年冬キャンプに行っている」と回答した人に対し、冬キャンプでの一番の楽しみについて聞いたところ、「焚き火やストーブ」が67.7%と最も多く、次いで「鍋や温かい料理」20.7%という結果でした。
また、冬キャンプに「行った事はないが、行きたいと思っている」と回答した人に対し、冬キャンプでやってみたいことについて聞いたところ、「焚き火やストーブ」が47.9%と最も多く、次いで「鍋や温かい料理」19.9%という結果で、実際に冬キャンプを行っている人が楽しんでいることと同様でした。
4.冬キャンプのハードル
冬キャンプの課題は、①冬用のギアの購入・準備といった「道具面」、②寒さ対策・適したキャンプ場がわからないといった「情報面」
冬キャンプに「行った事はないが、行きたいと思っている」と回答した人に対し、冬キャンプに行かない理由を聞いたところ、最も多かったのは「冬用のギア(シュラフ・ストーブなど)が高価で手が出しにくい」の50.5%でした。
冬キャンプを始めるにあたっては、冬用のギアの購入・準備といった「道具面」の課題、そして寒さ対策・適したキャンプ場がわからないといった「情報面」の課題があることがわかりました。