台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「旅行酒吧(トラベルバー)」は1日、台湾人の今後の訪日意向調査の結果を発表した。
旅行酒吧(トラベルバー)は台湾最大級の訪日旅行メディアサイトとして、台湾、香港、マカオなどのユーザーに支持されております。サイト内では、日本旅行の情報収集や旅行計画づくりができ、訪日への意欲が高いユーザーが登録しております。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大が訪日客数にも影響している中、BEENOS Travelは、国内事業者様に向けたインバウンド情報提供の一環として、「今後の訪日意向について」の調査をトラベルバーのユーザーに向けて実施いたしました。
以下、調査結果をお伝えいたします。
- 63%が「自国および、日本の入国制限が解除されたらすぐに訪日旅行をしたい」と回答。トラベルバーの会員はAfterコロナ時の訪日意欲が高いことがわかる結果に。
- トラベルバー会員回答者全体の3割以上が、「既に次回訪日時の目的地決定や旅行プランを作成中」と回答。
- 高まる越境EC需要の中でも、オンラインで購入したい商品の約6割が「お菓子」という結果に。
次いで飲料や酒類がランクインしたが、中でも日本酒を求める声が57%と人気。 - 都道府県各エリアで訪問したい都道府県からは都心だけでなく、地方への需要が見える結果に。
「訪日に関するアンケート調査」 概要
調査方法 :インターネットによるアンケート調査
調査期間 : 2021年7月1日~2021年7月15日
調査対象 :台湾在住のトラベルバー会員2,348人が回答
- 【調査結果詳細】
■これまでの訪日体験について
これまでの訪日回数について「6回~9回」「10回~19回」という回答が最も多く、リピーターが多いことが伺えます。滞在期間は7~13日が最も多く、長期滞在する人が多いです。リピーター客を増員するべく訪日客需要に応えた施策が求められます。
■訪日旅行への準備について
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、訪日旅行への準備にも変化が見られています。訪日への準備についての質問では、「入国制限が解除されてないかチェック」と回答した人は全体の56%を占めました。
また、訪日旅行に際し、訪日旅行は安全と判断した後、いつ日本に旅行したいか、という問いに対しては「台湾、日本の入国制限が解除されたらすぐ」との回答が63%と、訪日意欲の高さが伺えます。
■越境ECを通したショッピングについて
新型コロナウイルスの影響により訪日できない中、越境ECにも注目が集まっており、日本の特産品を越境ECで購入したいかの問いには5割が購入したいと回答。関心の高さがわかります。中でもお菓子類の人気が高く、61%が「お菓子類」を買いたいと回答しました。
次いで「茶、ジュース類の飲料類」が33%、「お酒類」が31%となりました。お酒類の中でも「日本酒」の人気が高く、回答の57%を占めました。訪日が解禁になった際にはこれらの情報を有効活用しインバウンド需要に対応していく必要があるでしょう。
■地域別の結果都道府県各エリアで訪問したい都道府県の調査では、「北海道・東北エリア」で、70%を超えるユーザーが「北海道」と「青森」に訪問したいと答えており、次いで「秋田」や「山形」が人気を集めています。「北陸エリア」では「新潟」が69%、「富山」が62%と注目度が高いという結果に。「中部エリア」では「静岡」が74%と人気が高く、次いで「愛知」と「岐阜」が49%という結果になり、地方部へのインバウンドの取り込みに期待が持てる結果となりました。「関東エリア」では「東京」が71%、「神奈川」、「長野」が46%となり「東京」への人気の集中が伺えます。
「関西エリア」は80%と圧倒的な人気を集めたのは「京都」で、日本文化を象徴する建造物や文化を楽しみたいお客様が足を運ぶことがうかがえます。「山陰山陽エリア」では、「岡山」「広島」「鳥取」それぞれが約60%獲得という結果に。「四国エリア」は「愛媛」と「高知」が同時に62%と支持されており、「九州エリア」では熊本が71%という結果になりました
【旅行酒吧(トラベルバー)について】
2013年に開設された台湾最大級の訪日旅行メディアサイトとして、台湾、香港、マカオなどのユーザーに支持されています。ユーザーはサイト内で日本旅行の情報収集やスケジュールサーチ、旅行計画づくりが可能です。月間平均PV数は550万にも上り、掲載ブログ数7.3万、ユーザー作成旅行プラン数9万、プラン作成したユーザーの95%がサイト上で作成したプランに沿って旅行をするなど、訪日旅行の情報取得から作成した旅行プランの実施まで1つのサイトで訪日旅行のプランニングを完結できるのが特徴です。
▼トラベルバーには日本好きの台湾人がメインのユーザー、訪日リピーターが多いため、有名な観光地以外にも旅行したいユーザーが多い。