【データ】情報収集で利用頻度の高かったSNSに関する調査


 フォーイットは3月28日、情報収集で利用頻度の高かったSNSに関するアンケート調査の結果を発表した。

キャンプやグランピングを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイットは、全国の10代~50代までの男女500人を対象に情報収集で利用頻度の高かったSNSに関するアンケートを実施し、男女別・年代別等の特徴についてまとめました。

【調査概要】
対象者:18歳~59歳の男女
サンプル数:500人(各年代100人ずつ)
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2023年1月26日

【質問:2022年に情報収集や趣味で1番利用頻度の高かったSNSは何ですか?(メッセージのやり取りや通話は除く)】
質問に対しての回答選択肢は以下(※単一回答)
1.Youtube
2.Twitter
3.Instagram
4.LINE
5.TikTok
6.Facebook
7.ニコニコ動画
8.Pinterest
9.mixi
10.17Live
11.Clubhouse
12.その他

全国の10代~60代の男女を対象とした「2022年に、情報収集や趣味で1番利用頻度の高かったSNSは何ですか?」というアンケートを行ったところ、最も多かった回答は「YouTube」で33.0%という結果になりました。次いで、「Twitter」が25.4%、「Instagram」が19.2%、「LINE」が13.0%と続きました。
また、「その他」では、「SNSは利用せず、Googleを利用した」という回答が得られました。

  • 男女別

男女別に見ると、上位3つは男女共に同じ項目になりましたが、順番や回答率が異なる結果となりました。
<男性>
1位:YouTube(40.8%)
2位:Twitter(26.4%)
3位:Instagram(13.6%)

<女性>
1位:YouTube(25.2%)
2位:Instagram(24.8%)
3位:Twitter(24.4%)

特に、「Instagram」は女性の回答が約10%上回る結果となり、女性の方がビジュアルコンテンツに敏感である傾向が伺えます。
Instagramはビジュアルコンテンツを中心としていますが、女性の趣味はファッション、美容、インテリア、スイーツなど写真映えしやすい内容であることが多いことも影響しているのではないでしょうか。

  • 年代別

年代別に見ると、各ツールの利用率が年代によって異なる結果となりました。
10代~30代では「YouTube」「Twitter」「Instagram」の上位3項目に対して、それぞれ3割程度の回答が集まっており、情報収集のツールが分散されていることが分かります。
一方、40代、50代では「YouTube」への回答が圧倒的に多く、約4割の方が選択する形となりました。
他のSNSツールと比較すると、サービス開始が2005年と最も長く、プラットフォームとして安心感があるということかもしれません。
10代~30代で回答が分散された理由として、”タイパ(タイムパフォーマンス)”意識があると考えられます。YouTubeは15分程度からそれ以上の動画が多いのに対し、Instagramは写真やショート動画、Twitterは140文字以内で完結にまとめられた文章というように、じっくり時間をかけずとも自分が得たい情報だけを手軽に収集することが可能です。
ジャンルによって適したSNSがあるため、それぞれの趣味や目的に応じてツールを使い分け、タイパを高めていることが伺えます。

  • 子供の有無

子供の有無で最も差があった項目として「LINE」が挙げられ、「子供あり」の方の回答が約10%上回る形となりました。
「LINE」はメッセージングアプリとして使用されることが多いですが、多くの企業やブランドが公式アカウントを持っており、最新の情報やキャンペーン情報などを発信しているため、友達登録することで自分が必要としている特定の情報を効率よく受け取ることが可能です。また、「LINE」を1日に1回以上利用するユーザーは85%と高い利用率を誇っており、一日の中で自由に使える時間が限られている「子供あり」の方では、利用頻度の高いツールに集約することで時間の有効活用を行っていることが推察されます。


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