akippaは6月22日、「新しい生活様式においての外出に関する意識調査」の結果を発表した。
【調査結果まとめ】
1. 緊急事態宣言の解除を受けて、外出の機会は増えましたか?
- 「増えた」「減った」「変わらない」の3つの回答が同程度の割合の結果に。ただし、男女別では女性の方が「増えた」と回答する人の割合が多くなりました。
- 「外出が増えた」と回答した人の外出の目的は「買い物」が最も多く、「外出が減った」と回答した人の減った外出の目的は「外食」が最も多い結果となりました。
- 男女別では、緊急事態宣言後の外出傾向に違いがみられました。
2. 緊急事態宣言の解除を受けて、外出の際に車を利用する機会は増えましたか?
- 「増えた」と答えた人は全体の40%以上を占め、「減った」人は10%以下という結果に。
【調査概要】
調査主体:akippa株式会社
調査方法:メール配信
エリア:関東 関西 九州 東海
対象:akippaユーザー 10代〜70代
有効回答数:1093
男女比:男性649人/女性441人/その他3人
調査期間:2020年6月13日〜17日
アンケート結果データの引用、転載に際しては必ず「akippa株式会社調べ」と記載してください。
アンケート結果に関する問い合わせは、下記担当者までお問い合わせください。
【調査結果詳細】
1. 緊急事態宣言の解除を受けて、外出の機会は増えましたか?(全体)
緊急事態宣言の解除を受けて、外出の機会は増えましたか?(男女別)
全体では、「増えた(34.2%)」「減った(32.2%)」「変わらない(33.6%)」と、どの回答も同程度の割合となりましたが、男女別でみてみると、「増えた」と回答した女性が41.5%と男性(29.2%)を大きく上回る結果となりました。
1-2. (「増えた」と答えた人)どのような目的での外出が増えましたか?(全体・上位10項目)
※複数回答
また、「外出が増えた」と答えた人にどのような目的での外出が増えたか聞いたところ、「買い物(57.8%)」と最も多く、次いで「通勤・通学(42.2%)」が2位となりました。
akippaでも、新型コロナウイルス流行前に比べ、通勤・通学目的での駐車場利用は増加傾向にありました(※1)。
(「増えた」と答えた人)どのような目的での外出が増えましたか?(男女別・上位10項目)
こちらも男女別で比較してみると、「通勤・通学」は男女で同じような割合だった一方で、女性は「買い物(61.7%)」「趣味・習い事(23.5%)」「家族の送り迎え(20.8%)」といった家事や日常生活に関わる目的での外出の割合が高くなった一方で、男性は「娯楽施設へ行くため(10.1%)」「イベント参加のため(4.2%)」といったお出かけ目的での外出の割合が女性に比べ高いという結果になりました。
1-3. (「減った」と答えた人)どのような目的での外出が減りましたか?(全体)
「外出が減った」と答えた人にも、どのような目的での外出が減ったかを聞いたところ、「外食(67.0%)」という回答が最も多くなりました。
このような傾向には、飲食店の休業要請があったことが影響していると想定されます。akippaでも駐車場を活用した三密を回避する施策として、駐車場でのお弁当販売などを行いました(※2)。
2. 緊急事態宣言の解除を受けて、外出時に車を利用する機会は増えましたか?(全体)
「変わらない(47.5%)」「増えた(43.0%)」という回答が大半を占め、「減った」と答えた人は10%以下という結果となりました。
「増えた」を選択した人に理由を聞いてみると、「電車やバスなどの公共交通機関を使いたくないから」「人混みを避けたいから」など、緊急事態宣言解除後もまだ新型コロナウイルスの感染を懸念している人が多く見られました。
また、「減った」と回答した人にも同じく理由を聞いてみると、「外出自体が減ったから」など、新型コロナウイルスの影響が伺える結果となりました。