株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2019年7月度)』の結果を発表します。本調査は、17歳~68歳の男女1,100名を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた全78ページの調査結果レポートを、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)から、無料でダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■10代の約半数が、夏のレジャースポット選びに動画を活用
今夏のレジャースポットを選ぶ際に、他者の動画※1を参考にした人は、28.0%でした※2。年代別に見てみると、10代(48.9%)、20代(41.7%)、30代(25.7%)、40代(20.2%)、50代(20.6%)、60代(17.5%)でした。10代と20代では4割以上が他者の動画を参考にしていました。
※1 個人、著名人、企業を問わず、自分以外の他者がアップした動画。
※2 「動画を見て、行くことを決めた場所がある」「動画を参考にしたが、行くことを決めた場所はない」と答えた人の合計。
■約3割が、他者のレジャー動画をSNSでシェア
他者がアップした夏のレジャー動画を視聴した人のうち、「SNSなどでシェアをした」人は36.4%でした。年代別に見てみると、10代(48.9%)、20代(46.8%)、30代(42.2%)、40代(26.5%)、50代(11.8%)、60代(18.5%)で、10代から30代までの層では4割を超えました。
■夏のレジャー動画を、10代は「Instagram」、20代は「Twitter」でシェア
他者がアップした夏のレジャー動画をシェアした人に、シェアに利用したサービスを聞いたところ、最も多くの人が挙げたのは「LINE」(60.4%)、次いで「Twitter」(57.3%)、「Instagram」(52.1%)、「Facebook」(40.6%)でした。年代別に見てみると、10代では「Instagram」(56.5%)、20代では「Twitter」(75.0%)が最も利用されていました。
※複数回答あり。
■10代の3割強が、音楽フェスの動画をSNSへ投稿
今夏、自身が撮影した音楽フェスの動画をSNSに投稿した人の割合は11.6%でした※3。年代別に見てみると、10代(35.7%)、20代(18.2%)、30代(14.3%)、40代(3.4%)、50代(4.8%)、60代(2.1%)でした。総じて、10代は、他年代に比べて、音楽フェスの動画だけでなく、自身が撮影した動画をSNSに投稿する人の割合が高く、「旅行」(35.8%)、「夏祭り・納涼祭り」(32.7%)、「花火」(31.6%)では、3割を超えました。
※3 「今夏、この動画をSNSの公開アカウントに投稿した」「今夏、SNSの非公開アカウントに投稿した」と答えた人の合計。