【データ】2021年12月~2022年2月 冬のキャンプ動向


 キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」は15日、「「2021年12月~2022年2月 冬のキャンプ動向」を発表した。

株式会社R.project(本社:千葉県安房郡鋸南町、代表取締役:丹埜倫、以下「R.project」)は、自社で運営するキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」データから見えた冬(2021年12月~2022年2月)のキャンプ動向についてまとめました。
2021年12月〜2022年2月 冬キャンプの傾向
今年は平均気温が低い寒冬であったことに加え、1月よりまん延防止等重点措置が適用され、2月には関東・関西地方の大雪の影響もありましたが、全国的にみると今冬もテントサイトを中心に好調でした。昨今のキャンプ人気や、冬でもキャンプが楽しめる高機能なギアやアイテムを使った冬キャンプブームも後押ししているとみられます。

以下、データ出典:2022年2月末時点 キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」データ

■予約件数
冬のキャンプ需要に合わせ新たに冬季の営業を開始した施設が多く、12〜2月は一昨年同月比の約3倍以上の予約数となりました。昨年に引き続き冬キャンプの需要の増加が伺えます。

プラン別予約件数
特にテントサイトにおいては一昨年の4倍、昨年対比でも約2倍の予約件数で好調に推移しました。グランピングについては12月・2月に関しては一昨年同月は上回っておりますが、好調だった昨年同月を下回る結果となっています。その理由として、2020年12月はその当時実施されていたGOTOトラベルキャンペーンの影響で大きく伸びた一方で、2021年はGOTOトラベルキャンペーンが実施されなかったこと、また、2月については、キャンプ初心者が多いと言われるグランピングにおいて、寒冬のため動きが鈍かったという事が考えられます。

※建物・車両型宿泊施設:キャビン (ケビン)、ロッジ・ログハウス・コテージ、バンガロー、トレーラーハウス

■一施設あたりの平均予約件数
12月、1月は一施設あたりの平均予約件数も昨年を上回る予約件数となっており好調なペースでしたが、2月は関東・関西地方での大雪の影響で昨年を下回る予約件数となりました。

■「なっぷ」新規会員登録者数
昨年同月と比較すると、12月は昨年とほぼ同じ推移となっていますが、1〜2月においては昨年を大きく上回る結果となっており、1月、2月は春以降やゴールデンウィークの予約も見据えた登録も伺えます。

2022年3月〜5月のキャンプ動向見通し
現在のところ昨年を上回るペースで予約が推移しており、3月以降も好調な滑り出しといえます。一方で新型コロナウイルス感染者数は減少傾向にありますが、現在もまん延防止等重点措置が延長されており、感染が再拡大すれば、予約の減少やキャンセルの増加が予想されますが、このまま収束した場合、ゴールデンウィークや連休を中心として昨年を上回る予約数が見込まれます。

 
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