鉄道旅客協会が4月30日に発表した主要旅行業10社の3月の販売概況は、総取扱額が前年同月比26.8%減の3251億2117万円。分野別の取り扱い状況を見ると、国内旅行は35.8%減の2145億2708万円だった。
総取扱額について各社の状況を見ると、前年を上回ったのは67.9%増の阪急交通社、16.7%増の農協観光など3社。国内旅行では、27.4%増の東武トップツアーズ、11.0%増の農協観光など4社が前年の実績を超えた。
海外旅行の取扱額は97.3%増の644億1002万円。10社全社が前年実績を上回った。特に、290.1%増の阪急交通社、181.3%増の読売旅行の伸びが大きかった。
外国人旅行の取扱額は21.7%増の209億7817万円。898.5%増の読売旅行、302.2%増の名鉄観光サービス、179.0%増の阪急交通社など8社が前年を上回った。
会員向け記事です。