鉄道旅客協会が7月29日に発表した主要旅行業10社の6月の販売概況は、総取扱額が前年度比1.6%増の2138億4413万円だった。分野別の取り扱い状況を見ると、国内旅行は6.3%減の1421億6329万円となった。
総取扱額について各社の状況を見ると、前年度を上回ったのは、5.3%増の阪急交通社、4.9%増のJTB、3.7%増のKNT―CTホールディングスなど4社。
国内旅行の取扱額では、11.1%増の東武トップツアーズ、1.3%増の名鉄観光サービスの2社がプラスとなった。
海外旅行の取扱額は48.5%増の549億1571万円。10社中9社が前年度超え。特に86.2%増のKNT―CTホールディングス、72.8%増の阪急交通社、72.5%増の東武トップツアーズが大きく伸びた。
会員向け記事です。