7月19日に新型コロナウイルスの影響で長期間閉鎖されていた羽田空港第2ターミナルの国際線エリアが2020年4月10日以来、3年3カ月ぶりに再開した。20年は当初、東京オリンピック・パラリンピックが開催されることを想定し、日中の一部時間帯に都心上空を飛行するルートが3月29日に運用を開始したことで、羽田空港の日中時間帯の発着枠が50便（50往復）新設され、それに対応するために旧国際線ターミナル（現第3ターミナル）では手狭となり、ＡＮＡ国際線一部便が3月29日から第2ターミナルを使用することになった。
特にＡＮＡ国内線と同じターミナルになることで、国内線との乗り継ぎが便利となる。運用時間は当面午前中が中心（朝5時～13時半の8.5時間）で、現行羽田空港第2ターミナル国際線エリアから出発するのは、10月28日までの夏ダイヤ期間中は、香港、台北、ロンドン、上海行きの4都市5便のみとなる。10月29日以降は第2ターミナルを発着する便が増える模様だ。
到着便については到着当日にターミナルが確定することになる。午前中に到着する一部便が第2ターミナルに到着するとのことで、ＡＮＡホームページ内の運航状況から確認する必要がある。特に出発が第2ターミナルになって4都市は、当面到着時は基本的に第3ターミナルとなる。
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