アパグループ(東京都港区赤坂)は1日、新役員体制に移行した。アパグループ代表として全体を統括してきた元谷外志雄氏は「アパグループ会長」に就任。アパグループ代表取締役社長として管理部門を統括してきた元谷一志氏が「アパグループ社長兼CEO」に就任した。今後は一志氏がグループの経営を統括する。
また、アパグループ内企業の1社であるアパホテルの代表取締役専務の元谷拓氏は「アパグループ専務」に就任。アパホテル取締役社長の元谷芙美子氏は、従来通り、アパホテルの広告塔と営業部門トップの役割を担う。
アパグループは元谷外志雄氏が1971年に石川県小松市で創業。注文住宅から宅地造成、賃貸マンション、分譲マンション、ホテル、総合都市開発へと事業を拡大した。
外志雄氏と芙美子氏は夫妻で、長男が一志氏、次男が拓氏。同グループは未上場で、ホテルは直営比率が極めて高い。元谷家は日本最大のホテルオーナー一族。