日本観光振興協会は12日、通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、久保成人理事長が退任、後任に久保田穣副理事長を充てることを決めた。副理事長には観光庁観光産業課長を務めた鈴木昭久・日本内航海運組合総連合会参与が就いた。
また、新型コロナウイルスの影響で経営環境の悪化が予想されることら、常勤役員の報酬を6~8月の間、10%自主返納することにした。
久保田理事長
久保田 穣氏(くぼた・みのる)東大経卒。1979年4月国鉄(当時)入社。執行役員長野支社長などを経て、2011年6月JTB常務。16年6月から日観振副理事長。東京都出身、63歳。
鈴木 昭久氏(すずき・あきひさ)東大法卒。1984年4月運輸省入省。観光庁観光産業課長、自動車局総務課長、中部運輸局長、運輸安全委員会事務局長などを経て、2018年11月から日本内航海運組合総連合会参与。神奈川県出身、58歳。