11月下旬、アメリカ・カリフォルニア州のサンノゼへ行ってきました。ハワイやグアムには行ったことがありましたが、私にとって初のアメリカ本土上陸となりました。決して英語は得意ではないのですが、ツアーではなく、初めての海外一人旅でした。サンノゼで降りて早速、入国審査時に言葉の壁にぶつかりました。楽天に在籍していた頃は、もう少し英語を聞き取ることも話すこともできたはずなのですが、やはり使わないと忘れてしまうようです。近年、日本でも訪日外国人観光客が増え、特に東京では道や電車の路線などを聞かれる機会も多いので、これを機にまた真剣に英会話を勉強しようと決意しました。
確実に職業病なのですが、空港を出た瞬間から「アメリカではどのようなバスが走っているのだろう」と思い、近くを走るバスを見かけるたび、自然とスマホのシャッターを切っていました。(決してバスマニアではありません)
サンノゼでは「VTA」と呼ばれる路線バスとライトレール(2~3両編成で、旅客車両+貨物車両も連なっていることもある路面電車)が主要公共交通です。路線数が豊富で便数も多いので、乗り方さえ理解すれば便利に利用できます。また、2時間以内なら2.5ドル(今のレートで約272円)で何度でも乗り降り自由、といった大変安価で便利な仕組みがあります。
車体は日本よりも大きいサイズのバスが多く、日本でいう「高速バスの横幅」と「ランプバスの長さ」といった感じでしょうか。大変迫力がありました。バスのフロント部分には複数台の自転車が乗せられるようになっていて、悠々自適で快適な暮らしを垣間見ることができます。運転は穏やかな気候とマッチしたやさしい運転で、安心して乗ることができ、また、アメリカらしさを感じさせる広い道幅と車線の多さで、運転のしやすい環境が整っていると感じました。
(リッツMC代表取締役社長兼女性バス運転手協会代表理事)