宿泊施設の満足度向上
旅館・ホテルの新築、増築、改築計画のトータルコンサルティングから、備品・消耗品などの提案までを行うJTB商事。同社の池田浩社長は、「宿泊施設の満足度向上と経営効率強化のために、あらゆる角度からお手伝いをさせていただいている。日頃より、このワンストップサービスをご利用いただき、深く感謝している。営業社員が、皆さまの課題や要望を深く理解し、関係各社や仕入先とともに価値のある提案をし、宿泊施設の皆さまの課題解決を共に喜ぶという風土を目指している」と話す。
現在、2020年に向けて、外国人誘致が本格化しているが、それ以降は、外国人頼みのマーケティングは一段落し、シニア層を中心とした国内需要へのより細かな対応が求められることも予想される。同社では、2020年代を見据え、従来の「消耗品」「装備品」「内装工事」という商品軸による切り分けだけでなく、宿泊者の「お客さま目線」から、施設の「衣」「食」「住」の各シーンでの「安心・便利」かつ「美しい」商品とサービスの提供を検討する。併せて、「外国人」「シニア層」「バリアの低減」を基軸に、「日本文化」「美」「健康」の観点を加え、2月19日から東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「第47回国際ホテル・レストラン・ショー」で、この一連の商品・サービスを紹介する予定だ。
「人手不足の昨今、省力化、省人化につながる新たな商品・サービス・スキームも提案したい。各種コンサルティング機能も強化し、宿泊施設の皆さまの良き相談相手となれるよう、全社をあげて取り組んでいく」と池田社長。
【企業概要】
本 社 東京都中野区本町2の46の1 中野坂上サンブライトツイン13階
創 業 1971年2月
事業内容 新築・改装のコンサルティングから調度品・消耗品の提案および、海外・国内土産・カタログ式ギフトの販売など。
資 本 金 1億円 従 業 員 615人(2018年4月現在)
池田社長