アイテックスは、バーコードリーダーの専門商社として、2001年に設立。近年では、顔認証チェックシステムやソフトウェア分野にも進出し、アイデアと技術で、ソリューションカンパニーへの道を歩み続ける。
昨年12月からは、世界60カ国に導入されている配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」を含む各種ロボットの取り扱いを始めた。「人とロボットの連携で、働き手不足の解消とともに、新しいおもてなしに貢献できれば」と営業部長の倉石康男氏。
ベラボットは、本体に可愛らしい猫の表情を施したスタイリッシュなデザインが目を引き、「子どもなど来館者の興味をそそり、非日常空間の演出に一役買う」と倉石氏。また、AI音声機能や触覚機能を備え、スマートDX化を図れる。
縦41×横50センチの4段トレーを搭載し、重さ40キロの料理を1度に運べ、最大で4カ所のテーブルまで配膳可能。そのため、単純作業をベラボットに任せて、スタッフはサービスに注力でき、顧客満足度の向上にも期待できる。同時に、ロボットの特性上、急な欠勤の懸念もなく、安定的な労働力の確保につながるという。
ほかにも、独自のSLAM技術で、自律的に安全かつ効率的な走行を実現。加えて、3Dカメラや赤外線センサーも実装され、位置補正を行いながら人や障害物を回避する。
同社では、スマートウォッチでいつでもロボットを呼べる呼び出し機能付きの配送ロボット「HolaBot(ホラボット)」の活用を推奨する。
主な特徴は、60キロの搭載重量、120リットルの超大容量、四つの大容量トレーで、1回の作業で複数のテーブルを片付けられる。
併せて、配膳ロボット業界で初めてIPX5(防水レベル)に達した内部キャビンを積載し、マシン本体を清潔に保つ。
BeellaBot(左)とHolaBot
株式会社アイテックス
【本社】〒136-0075東京都江東区新砂1の6の35 Nビル東陽町7F
【創立】2001年1月29日
【事業内容】自動認識関連機器ハードウェアおよびソフトウェアの企画、開発、販売、バーコードリーダー、ハンディターミナル、プリンター、サーモグラフィーの販売
【資本金】1000万円
【従業員数】15人