外国人留学生インターンシップ受け入れガイドブック
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合は、「ホテル旅館外国人学生留学生就業体験支援事業ワーキンググループ」を結成。旅館・ホテルが外国人のインターンシップを受け入れるに当たり、参考となるガイドブックを作成した。
深刻な人手不足にある宿泊業界。外国人のインターンシップ受け入れにより、組合員旅館・ホテルは外国文化を知っている国際的な人材の確保、留学生は自身の職業適性や将来設計を考える機会を得られるなど、「双方にとって大きなメリットがある」と同組合。
ガイドブックはインターシップ制度の解説や、受け入れの留意点を示したもの。旅館・ホテル経営者、大学教授、学校の就職指導担当者らで組織するワーキンググループで、平成30年6月から8カ月間、月1回程度の研究会を開催し、完成させた。
組合員717施設への外国人雇用・就業体験に関するアンケート調査、先進事例の訪問調査も行い、その中身に反映させた。
ガイドブックは組合員施設に配布したほか、県内3カ所で開催した外国人就労に関する研修会でも活用した。