
ニンジャソース
ソースのうまさ増す
福井県越前市に本社を構えるウノコーポレーションは、醤油(しょうゆ)ベースの万能ソース「Ninja Sauce(ニンジャソース)」を提供している。商品名は、万能調理料という隠し味と、表に出ない影の存在という形を表現した。
販売開始は約6年前で、多数のテレビ、雑誌に取り上げられ累計の販売実績は約1万5千本。生クリームや、サラダのドレッシング、焼き肉のたれなど、既存のソースに少し混ぜるだけで、「高級店で食べる美食ソースに早変わりする」と社長の宇野俊雄氏。
原料は、同じ福井県福井市で創業440余年の歴史を持つ、醤油蔵元「室次醤油」の無添加天然醸造による醤油と、小浜市で300年の歴史がある「とば屋」による酢がベース。この基本ベースに数々の素材を重ねて開発に成功した。
すでに、地元福井県の結婚式場や百貨店、土産店などに加え、最近では全国の道の駅、物産館などでの取り扱いが増えており、最近では、全国の旅館・ホテルへの提案を強化している。
また、同社では1日から、日本財団による災害復興支援特別基金「新型コロナウイルス緊急支援」に売り上げの一部(5%)を寄付している。期間は9月30日まで。
ニンジャソースの開発者で、社長の俊雄氏の実弟にあたる雅博氏が昨年、新型コロナウイルス感染症により死去したこともあり、「新型コロナ対策で日々奮闘をしている医療現場の最前線で働く皆さまを応援したいと考えた」と俊雄氏。「今後も引き続き、新型コロナに関する支援に取り組んでいく」としている。
この件についての問い合わせ先は、ウノコーポレーションTEL0778(24)3557。
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