エイジィ(東京都新宿区)は11月から、宿泊施設向けのセルフチェックインシステム「minpakuIN(民泊イン)」と「HOTEL SMART(ホテルスマート)」に、AIを搭載した顔認証によるチェックインが選択できる機能を追加した。
新機能の顔認証チェックインの利用方法は、(1)宿泊者の顔写真データをクラウド上にアップ(2)施設到着時に、設置されているタブレット端末などに自身の顔をかざす(3)認証された段階でチェックインが完了―の流れ。
併せて、グループ旅行など複数人の認証にも対応。複数の条件で認証完了した宿泊者が予約人数の4分の3以上に達した場合、チェックインを許可する仕組みを取り入れている。
民泊インは、宿泊施設に設置をしたタブレット端末で、宿泊者の本人確認から、入室用の鍵番号案内までを可能としたもの。パスポートの写しや、宿泊者台帳の保管などにも対応する。旅館・ホテルシステム(PMS)も搭載し、売り上げ、清掃などの管理から宿泊者の情報管理までを行う。
一方のホテルスマートは、ホテル向けの業務管理に加え、フロントにタブレット端末を置いての非対面チェックインができるシステムで、PMSとも連携している。宿泊者台帳の事前取得から、部屋番号と鍵の自動発行などを行う。
両システムは予約サイトコントローラーや、オンライン決済サービスなどとも連携している。
この件についての取り合わせ先は、エイジィTEL03(5937)2215。
顔認証でチェックイン(イメージ)