共働学舎「ナチュラルチーズ」【新得町】
仲間たちで牧野を開き、草を育て、牛を飼う共働学舎新得農場は1978年に設立。愛情を込めて生産したミルクから作られたチーズは人気商品だ。
牛の飼料は、自家栽培の牧草が中心。土作りの段階からこだわり、搾乳したミルクも極力負荷をかけないようポンプを使わない流下法でチーズ工房に送っている。工房では、ミルクの状態を見ながらチーズに合わせて発酵、凝固を行い、フレッシュチーズなど10数種類のチーズを作る。
同農場の代表的なチーズのラクレットは、札幌軟石を積み上げて造った半地下の熟成庫に入れて寝かせられており、3日に1度、塩水で表面を磨きながら反転を繰り返し、約3カ月熟成させて商品化している。
価格は、カマンベール「笹ゆき」1個250グラム1404円(農場直売価格、税込み)、ラクレット100グラム当たり486円(同)など。
道内の主要デパートや道産品アンテナショップでの販売のほか、宅配便にも対応する。問い合わせや注文は、同農場TEL0156(69)5600まで。