KNT―CTホールディングスは1日、東京都港区のシェラトン都ホテル東京で2019年度合同入社式を行った=写真。374人の新入社員が出席した。
丸山隆司社長は「KNT―CTホールディングスという大きな船に乗った。船には7千人の社員が乗り、国内外のグループ会社36社のエンジンが付いている。同じ方向を向いて荒波を突き進み、売上高を上げる必要がある。そのためには、グループの財産である社員とITシステムを生かし、個人、法人団体のお客さまに価値ある商品、サービスを提供し続けなければならない。今年はラグビーワールドカップが開催されるが、ラグビーの格言『ONE for ALL、ALL for ONE』のようにチームプレイの精神で業務にまい進してほしい」と訓示。
また、激変する業界環境について触れ「会社が大きな投資をしているのはウェブ・インターネット販売の強化を軸とした、個人旅行事業の再構築。ここ10年はOTAの台頭で売上高は落ち込んだが、近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムのウェブサイト、店舗での販売を一体化させ、伸ばしていかなければならない」と述べた。