前回に続き、求人の方法について見ていく。
(3)求人検索エンジン
代表的なのは「Indeed」。他に「求人ボックス」「スタンバイ」などがある。前回挙げたWeb求人メディアの発展形とも捉えられるが、登録されている求人(事業者)数と、仕事探しのためそこにアクセスする人の数が圧倒的に多く、一般的な求人メディアとはビジネスモデルが異なる。無料でも登録掲載できるところがミソだが、クリック課金システムもあり、有利な表示を行うためにはそれなりの費用がかかる仕組みになっている。
(4)Google求人検索
これはいわばメタサーチエンジン。Web求人サイトや求人検索エンジンなどの情報を横断的に表示するシステムである。例えて言うなら、宿泊において「トリバゴ」や「トラベルコ」「フォートラベル」といったサイトが、OTA(ネット予約サイト)各社で出している価格情報を吸い上げて一括表示する仕組みに似ている。
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