●特徴による種類
日本酒には製造される時期や製造過程の違いなどによって、さまざまな名称がつけられています。それだけいろいろな日本酒を楽しめます。
・新酒
一般には、醸造年度内(7月~翌年6月)に造られた物で、年度内に出荷され、12月から翌年2月に出回る日本酒を指します。
・古酒
前年、もしくはそれ以前に造られた日本酒をこう呼びます。長く貯蔵することで熟成が進み、まろやかで熟成した香りがします。
・生酒
火入れ(加熱処理)をまったく行わずに瓶詰にされた日本酒です。新鮮な香りと味わいが魅力です。「純米生」「吟醸生」などいろいろなタイプがあります。
・生詰(なまづめ)酒
通常、貯蔵前と瓶詰時と2度の火入れをしますが、貯蔵前の火入れのみで、2度目の火入れをしない日本酒です。
・生貯蔵酒
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