阪急交通社が12日発表した7月の旅行取扱額は前年同月比5.2%増の249億6439万円だった。うち、国内旅行は東北、北陸・甲信越、東海が好調だったが、中国や四国が西日本豪雨の影響を受け、全体では2.7%減の92億549万円にとどまった。
海外旅行はアジアが好調で、特に韓国、タイ、シンガポール、インドの取り扱いは約2倍となった。この結果、10.7%増の156億5026万円と2桁の伸び。外国人旅行はアジア市場の扱いが減り、14.4%減の1億864万円と振るわなかった。
国内は9%増 阪急阪神BT
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の7月の取扱額は前年同月比19.0%増の41億9300万円。国内旅行は企業の周年事業を取り込んだ結果、8.8%増の3億4703万円だった。
海外旅行はインドの特需などもあって19.4%増の38億2112万円、外国人旅行は320.5%増の2485万円。
国内2桁の増加 阪神TI
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の7月の取扱額は前年同月比3.4%減の2億5980万円。国内旅行は26.7%増の666万円。海外旅行は4.0%減の2億5315万円となった。