阪急交通社が11日発表した10月の旅行取扱額は、前年同月比51.9%減の152億5千万円だった。
国内は8~9月の新聞での広告展開を強化するなどの施策が奏功し、紅葉で人気の高い北海道、東北や、観光シーズンを迎える九州を中心に各方面が急速に回復。また、東京発着ツアーが10月1日の出発からGo Toトラベルキャンペーンの対象となったこともあり、9.3%増の151億5421万円と大きく好転した。
海外は日本から海外への渡航制限や各国の入国制限により、募集型企画旅行を全方面で催行中止としたことで、99.4%減の9579万円と大幅減。