阪急交通社によると、2018年10月の旅行取扱額は前年同月比9.8%増の319億654万円だった。うち、国内旅行は4.6%減の133億5530万円だったが、北陸・甲信越では新潟の紅葉名所を巡る商品が人気で、前年比2桁増になったという。
海外旅行は欧州をはじめ、アジアなどほぼ全方面で前年を上回り、23.1%増の179億5970万円と好調。「特にテレビ通販が成功した香港は伸び率が大きく、153%増だった」。
外国人旅行は欧米・豪州市場が伸び、26.4%増の5億9154万円となった。
国内旅行は微減 阪急阪神BT
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の10月の取扱額は前年同月比11.5%増の44憶944万円。国内旅行は出張の動きが低調だったが、団体旅行が堅調で、微減の3億2238万円。海外旅行は台風21号の影響で延期になっていた出張需要の戻りなどで13%増の40億8342万円と好調。外国人旅行は74.3%減の363万円。
海外は2桁増 阪神TI
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の10月の取扱額は20%増の3億2811万円だった。国内旅行は32.4%減の754万円、海外旅行が22.3%増の3億2057万円。