HISが12月28日に発表した11月の旅行取扱高は前年同月比96.5%増(2019年度同月比28.3%減)となる261億5959万円だった。国内旅行は、同24.0%減(9.2%減)の39億3207万円となった。
取扱高は、HISとグループ5社(オリオンツアー、クオリタ、クルーズプラネット、ジャパンホリデートラベル、HIS沖縄)の社内取引を相殺した旧会計基準の数字。
国内旅行は、前年が全国旅行支援とコロナ禍からの反動による需要増により、19年度同月を大幅に上回っていたこともあり、前年同月を下回る取扱高となった。一方で、鉄道を利用したツアーや、航空券とホテルを組み合わせたダイナミックパッケージといった、コロナ禍より新たに取り扱いを強化した商材では前年同月、19年度同月を上回り、好調に推移した。
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