阪急交通社が16日発表した2月の取扱額は、前年同月比98.1%減の2億8325万円だった。
国内旅行は、新型コロナウイルスの感染拡大で10都府県対象の緊急事態宣言が延長されたことに伴い、これらを目的とする添乗員同行の募集型企画旅行の催行を中止。対象外地域へのツアーやフリープランの需要はあったものの、95.7%減の2億8677万円となった。
海外旅行は、日本から海外への渡航制限や各国の入国制限により、募集型企画旅行を全方面で催行を中止したのに加え、運休などによる航空券の取り消しがあり、マイナス352万円(前年同月81億7022万円)に。外国人旅行はゼロ(同6276万円)だった。