JTBが18日に発表したグループ会社12社計の4月の旅行取扱額は前年同月比4.4%増の1235億8100万円で、うち国内旅行は2.0%減の716億4200万円だった。海外旅行は15.6%増の419億2800万円、国際旅行は10.6%増の100億1100万円となった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は3.2%減。一般団体は「提携販売」が13.0%増、「官公庁・自治体」が12.9%増、「企業」が6.6%減だった。教育団体は4.3%増となった。
企画商品は4.0%増で、うちブランド「エースJTB」は1.4%増。手配旅行を含む個人旅行全体では2.9%増だった。
方面別の状況を首都圏発エースの取扱人員で見ると、2.9%増の東北、2.8%増の近畿、0.1%増の関東が前年超え。そのほか、6.9%減の北海道、中国・四国、6.1%減の沖縄などが前年を下回った。
海外旅行は、団体旅行が29.3%増。企画商品が5.4%増、FITが4.1%増だった。
訪日外国人向けパッケージツアー「サンライズツアー」の6月2日付の人員ベースでの予約状況は、5月が3.8%増。大相撲5月場所が好調に推移した。先行状況は6月が3.9%増、7月が27.9%増、8月が43.6%増となっている。