KNT―CTホールディングスの6月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比1.8%減の420億7966万円だった。国内旅行が2.4%減の251億9660万円、海外旅行が1.0%減の141億5048万円。外国人旅行は10.0%増の19億801万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が6.5%減(37億5439万円)、学生団体が2.2%減(66億541万円)。一般団体、学生団体が共に減少し、団体旅行合計で3.8%減(103億5980万円)となった。国内企画旅行は、メイトが0.1%増の33億4929万円、クラブツーリズム国内は2.1%増の83億2031万円となり、合計で1.5%増の117億3940万円。国内個人旅行は減少し、11.2%減の30億9739万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は7.1%減、学生団体は75.0%増で、合計が0.2%減の36億9187万円。海外企画旅行は1.7%減の70億5943万円、海外個人旅行は0.1%減の33億9917万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体は企業系コンベンションや国際会議などが増加した一方、職場旅行や親睦旅行、報奨旅行などの取り扱いが減少した。国内学生団体は、修学旅行や林間学校の取り扱いが減少した。国内企画旅行では、メイトは東海や関西、九州、沖縄方面が好調に推移したが、北海道や首都圏方面が不調だった。クラブツーリズムは、北海道(道東)、北東北、南東北、東海・伊勢・南紀、関西(京都、滋賀)、九州、沖縄が堅調に推移した。