阪急交通社が8月9日発表した6月の旅行取扱額は、前年同月比3%減の293億2141万円だった。国内は北海道、東北、東海、九州、沖縄が前年を大きく上回った結果、1.3%増の119億1490万円と好調に推移した。
海外は欧州、台湾、ベトナム、ハワイが前年を上回ったものの、昨年アジアが好調だった反動もあり、6.4%減の171億6633万円にとどまった。外国人は欧米豪市場が好調で、85.6%増の2億4018万円となった。
国内出張が低調 阪急阪神BT
阪急阪神ビジネストラベル(BT)の6月の取扱額は前年同月比15.4%減の34億7856万円。国内は団体が好調も出張の取り扱いが低調で、14.9%減の2億4988万円。海外は最大の仕向け地である中国が不振で、15.1%減の32億2657万円。外国人は大幅減の211万円。
国内は11%減 阪神TI
阪神トラベル・インターナショナル(TI)の6月の取扱額は前年同月比10.8%減の2億7923万円。国内は27.9%減の745万円、海外は10.2%減の2億7178万円。