KNT―CTホールディングスの2019年7月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比1.2%減の388億228万円だった。国内旅行が2.1%減の223億6990万円、海外旅行が3.9%減の133億7331万円。外国人旅行は28.1%増の21億5954万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が4.0%減(28億144万円)、学生団体が22.0%増(23億8931万円)。一般団体が減るも学生団体が増加し、団体旅行合計で6.4%増(51億9075万円)となった。国内企画旅行は、メイトが6.6%減の46億2672万円、クラブツーリズム国内は0.7%増の82億4335万円となり、合計で2.0%減の129億195万円。国内個人旅行は減少し、10.8%減の42億7718万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は10.0%減、学生団体は44.6%増で、合計が1.4%増の26億1169万円となった。海外企画旅行は4.9%減の69億229万円、海外個人旅行は5.6%減の38億5932万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体は企業系コンベンションなどの取り扱いが増加した一方、招待旅行などの取り扱いが減少した。国内学生団体は、修学旅行やスポーツイベントなど各種大会の取り扱いが増加した。国内企画旅行では、メイトは東海方面が好調に推移したが、北海道や首都圏方面が不調だった。クラブツーリズムは、北海道(道東)、北東北、中部、関西(京都、滋賀)、九州、沖縄が堅調に推移した。