家族経営の創業50年の小規模旅館「山城屋」は世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」で、日本国内に約4万件ある旅館の中から宿泊施設満足度ランキング・日本の旅館部門で全国第3位に選ばれた。
現在、山城屋は宿泊客の8割を外国人客が占め、盆・暮れが休館で稼働率ほぼ100%を実現する。「地域再生はインバウンドから」を合言葉に名湯復活を目指す山城屋の外国人客獲得の秘訣を紹介する。
二宮氏は大分県湯平温泉にある旅館「山城屋」の代表。サイクリング大会を企画するなど韓国、台湾と国際交流を行っている。外国人客の集客や接客体験をもとに執筆した本書は、インバウンド対応の教科書といえる。
本書は、17年7月に発売された同書籍の韓国語翻訳版。SNSを活用した外国人客の集客や来日前後の対応方法などを紹介。外国人にいかに「安心感」を与えるか、実例を交えて分かりやすく説明する。
旅館山城屋での訪日旅行者誘客の成功事例を通じ、顧客が望むものは何か、「自ら訪ねてくる」サービスをどう提供するかを教える。新しいアイデアを探し、経営革新を考える人に実質的なアイデアを提供する「経営の秘密ノート」となる一冊。
価格は1万4千ウォン。168ページ。製作を行ったBOOK21のホームページで販売している。書籍販売ホームページは、https://www.book21.com/book/book_view.html?bookSID=4622
日本語版は、価格は1500円(税別)。製作を行ったあさ出版のホームページで販売。書籍販売についての問い合わせ先は、同社TEL03(3983)3225。