「世界イタリア料理週間」は東京・九段下のイタリア文化会館で11月18日(月)~11月24日(日)まで行われる、イタリアの食文化のさらなる普及を目的にしたイベントです。イベント期間中はイタリアの食文化を紹介した書籍のトークイベントも開催され、『現地発! イタリア「街グルメ」美味しい話』の著者である大矢麻里さんが11月19日(火)に登壇されます。本書の内容はもちろん、イタリアの食文化について大いに語っていただきます。
【開催概要】
日時:11月19日(火)16時30分~17時30分
会場:イタリア文化会館 エキジビションホール(1F)
住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30
アクセス:東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線 「九段下」駅下車徒歩10分
参加方法:予約サイトよりお申し込み https://iictokyobooking.net/rsv/1485/
イベント公式ホームページ:https://www.iictokyo.com/cucina/books.html
【講演内容】
日本から移り住んだ当初の著者はイタリア語がまるで話せず、悪戦苦闘の日々を過ごしました。ところが現地の人との触れ合いが深まるにつれ、次第に“食いしん坊魂”に火が付きます。一般家庭の台所や商店にズカズカと入り込むスタイルで目にしたホンモノの食文化。一見華やかに見えるイタリア料理の多くは、実は食材を無駄にしない、いにしえの人々の知恵から生まれたものでした。同時に、ピッツァやパスタ、カフェといった日本でお馴染みの食材であっても、その裏側には知られざる物語が隠されていることを知ります。著者がしでかした数々の失敗談と共に、単なる街歩きの話に終わらず、生活者目線で“美味しい話”をお届けします。イタリアのお茶の間に遊びに行く気分でお越しください。 Vi aspetto numerosi! (お待ちしています!)
【著者プロフィール】
大矢麻里 Oya Mari
イタリアコラムニスト。東京生まれ。短大卒業後、幼稚園教諭、大手総合商社勤務を経て1996年からトスカーナ州シエナに住まう。現地料理学校で通訳・アシスタント経験をもとに執筆活動を開始。NNKテキスト『まいにちイタリア語』の巻頭連載や『朝日新聞デジタル』をはじめとするweb媒体にも執筆多数。NHKラジオ『マイあさ!』『ラジオ深夜便』などのラジオ番組ではコメンテーターを務める。その他の著書に『イタリアの小さな工房めぐり』(新潮社)、『意大利工坊』(馬伝雷訳 華中科技大学出版社)がある。
【書籍概要】
現地に住んでいないと分からない、イタリアの街角で出会った“美味しいもの”や“素敵な人々”。様々な街の商店やスーパー、土産物店などで出会ったアイテムの紹介などとともに、ちょっとしたイタリア語の勉強にもなるハートウォーミングなコラム集です。
『ガイドブックでは分からない 現地発!イタリア「街グルメ」美味しい話』
■発売日:2018年12月8日(土)
■定価:1,300円+税
■発行:株式会社世界文化社
https://www.amazon.co.jp/dp/4418183361