アニメの舞台となった地域をファンが訪れる「聖地巡礼」が昨今注目されている。茨城県大洗町では「ガールズ&パンツァー」の舞台として一躍有名になるなど、アニメ作品とのコラボレーションにより地域振興に成功している地域もある。
大谷氏は愛媛大学社会共創学部准教授、松本氏はフリージャーナリスト、山村氏は北海道大学観光学高等研究センター教授を務める。
本書は、聖地巡礼による地域振興が話題となった事例をもとに、コンテンツ製作者、地域社会、ファンの連携の在り方に焦点を当て、コンテンツビジネスや地域産業政策の方向性を示す。地域振興に悩む人は必見の1冊だ。
価格は1900円(税別)。158ページ。問い合わせ先は同文舘出版TEL03(3294)1801。