なぜ、仏の額から光線が出ているの?
この奇妙な顔の人は誰?
みんな集まって何しているの?
そんな疑問が解決できれば、「日本絵画」はますます面白い!
日本人が昔から繰り返し描いて来た、あんな人、こんな場面、遊び心。
奇怪な顔に思わせぶりなポーズ、謎の生き物に見えてしまうあれこれを、マンガで解説!
絵だけを見ても何が書いてあるかわからない、元ネタを知らないから面白さがわからない、といった悩みもコレで解決!
絵の内容がわかれば、画家のメッセージや遊び心、人々の気持ちも伝わってきます。
仏教絵画から中国の仙人やヒーロー、日本の神話や物語、人物、自然など、
日本人が昔から繰り返し描いて来た、人気の画題をマンガで解説しているので、よりわかりやすく、どなたでも読みやすい一冊になっています。
好評発売中の同シリーズ、『マンガでわかる「日本絵画」の見かた』『マンガでわかる「西洋絵画」の見かた』と合わせてご覧頂くと、よりお楽しみ頂けます!
(詳細は下記をご覧ください。)
【目次抜粋】
日本絵画のテーマって何?
第1章 知っておきたい仏画の画題
涅槃図/両界曼荼羅/阿弥陀来迎図 ほか
第2章 禅の風変りな聖者
達磨/布袋/蜆子和尚 ほか
第3章 中国の仙人など
鍾馗/菊慈童/手長足長 ほか
第4章 中国の故事・人物
太公望/武陵桃源/三顧の礼 ほか
第5章 日本の人物
聖徳太子/柿本人麻呂 ほか
第6章 日本の神話・伝説
天岩戸/八岐大蛇退治/酒呑童子 ほか
第7章 物語と古歌
伊勢物語/源氏物語/平家物語 ほか
第8章 名所と歌枕
富士と三保の松原/天橋立/松島 ほか
第9章 樹木と動物
松/梅/象 ほか
第10章 空想の霊獣・怪異
龍/鳳凰/河童 ほか
納得!日本絵画のテーマ
あとがき
もっと日本絵画を楽しむ美術館・所蔵先ガイド
【著者プロフィール】
監修:矢島 新(やじま・あらた)
跡見学園女子大学教授。東京大学大学院博士課程中途退学。渋谷区立松涛美術館学芸員を経て現職。専門は近世を中心とする日本宗教美術史。著書に『日本の素朴絵』(パイ・インターナショナル刊)、『かわいい禅画:白隠と仙厓』(東京美術刊)、『近世宗教美術の世界』(国書刊行会刊)、『ゆるカワ日本美術史』(祥伝社新書刊)など
イラスト:唐木 みゆ(からき・みゆ)
イラストレーター。美術家。雑誌・書籍のイラストのほか店舗の壁画、キャラクターデザインなどで幅広く活躍中。
【書籍概要】
書 名:マンガでわかる「日本絵画」のテーマ
監 修:矢島 新
イラスト:唐木 みゆ
仕 様:A5判、224ページ
定 価:本体1,600円+税
配本日:2019年2月18日(月)
ISBN:978-4-416-51991-2