「日本ならではのガストロノミー」を表現する上で、魚介は最強のコンテンツ。四季折々の豊富な食材、鮮度や品質にこだわり、さらにおいしさを求めて発達した流通や調理の技術。和食ならずとも、このプライオリティを生かさない手はない。
今、最も勢いにのった魚介の特異なシェフを取り上げた。型通りの魚料理にとらわれない魚介の選び方、テクニック、料理構成とともに、素材を生かす考え方のさまざまな形を紹介する。
登場するシェフは、井上稔浩(ペシコ)、吉武広樹(レストラン ソラ)、井上和洋(レストラン ウオゼン)、相原薫(サンプリシテ)、本多誠一(スリオラ)の5氏。
A4変型判・並製、248ページ。定価は3800円(税別)。発行=柴田書店。