インバウンド支援会社、やまとごころ代表取締役の村山慶輔氏の最新刊。コロナ禍からの観光再生に向けた道筋やヒントを、国内外の事例をもとにまとめた。
「いかにしてサステナブルな地域をつくっていくか」を次の28のキーワードごとに解説する。（1）サステナブル・ツーリズム（2）リジェネラティブ・トラベル（3）地域教育とシビックプライド（4）コミュニティ・ツーリズム（5）観光貢献度の可視化（6）量から質へ（発想の転換）（7）ＢＣＰの策定（8）マイクロモビリティ（9）観光型ＭａａＳ（10）ＤＸ（デジタルトランスフォーメイション）（11）スマートツーリズム（12）バーチャルツーリズム（13）ライブコマース（14）ＡＩ・ロボット／非接触型機器（15）アフターインスタ映え（16）食の多様化（17）アドベンチャー・ツーリズム（18）ロングステイヤー／ワーケーション（19）レスポンシブル・ツーリズム（20）高付加価値化（21）富裕層（ラグジュアリー）マーケット（22）ニューマーケットの開拓（23）観光ＣＲＭ（24）リスク分散／事業の多角化（25）人材の確保・育成（26）サバティカル制度（27）ダイバーシティ（28）関係人口の創出ー。
「ＧｏＴｏキャンペーンなど、観光業を取り巻くよい兆しはあるものの、本格的な回復には程遠く、またインバウンドは壊滅的な打撃を被り、いまだ見通しが立たない状況だ。観光に携わる皆さまのお役に立ちたいという思いの一環で、地域経済を担う方はもとより、事業者、自治体など全ての関係者の皆さまへの数多くのヒントを本書に盛り込んだ」（村山氏）。
価格は1800円（税別）。四六判、並製、288ページ。11月16日発売。問い合わせは、プレジデント社ＴＥＬ03（3237）3731。
