北欧フィンランドで生まれた新しいモビリティサービス「MaaS」。既存の交通をICTを駆使してつなぎ合わせ、便利で快適な移動に変身させる取り組みだ。
国内外の交通事情、都市事情を取材するフリージャーナリストの著者が、日本でも注目され始めたMaaSの「真の姿」を伝えたいと企画したのが同書。
フィンランドをはじめ欧州の交通事情と、その改革について解説したほか、米国、台湾など、世界で導入が進むMaaSの事例を紹介。最終章では「日本でMaaSを根付かせるため」の提言を述べている。
「交通、ICT、地方創生関係者必読の1冊」と発行元。
A5判、200ページ。本体2300円。問い合わせは学芸出版社TEL075(343)0811。