対策用の重要データ
レジオネラ属菌対策に詳しいアクアスは、対策の第一歩として「レジオネラ属菌検査」を提案している。レジオネラ属菌数の現状を明らかにし、その後の対策の方針を決定するための重要なデータとなるので、何よりも正確な検査が必要という。
細菌の検査には複雑な工程が持つ特有の難しさがあり、検査機関の技量が要求される。このため同社では英国のPublic Health England(PHE)が主催するレジオネラ属菌検査精度管理プログラムに以前から継続して参加。検査精度の客観的な評価を受け、その維持に取り組んでいる。
茨城県つくば市に、研究者をはじめ検査機材も充実している「アクアスつくば総合研究所」を所有し、昨年度は約3万検体ものレジオネラ属菌検査を受託した。受託数は世界トップレベルという。同研究所では見学会、勉強会なども行う。興味があれば事前申請により参加できるため、「貴重な体験ができる。ぜひ、ご参加を」と同社。
アクアスでは、レジオネラ属菌検査はしっかりとした精度管理を実施している検査機関での検査を勧めている。正確な検査結果があるからこそ「浴槽水の衛生管理に不安がある」「検出した場合の対応が分からない」といった施設に向けて、適切なレジオネラ属菌対策を提案することができる。同社は、現状の把握から対策、管理、維持までをワンストップで展開できる「レジオネラ対策ソリューション」を提供できることがなによりの強みと言える。
検査費用や検査方法などは、同社の温浴営業部に問い合わせをすれば、スタッフが親切、丁寧に対応。施設の不安解消に努めている。
同社では、「レジオネラ症対策に不安があればお問い合わせを。正確な検査で現状を把握し、対策を提案する」と訴えている。
検査の様子
水を活かす技術のアクアス